仕事の考え方、今昔
絶賛、人生模索中ですが「転職における空白期間」俗に言うブランクって実際どれだけ影響あるんだろうか…
もうすぐ定年退職する父が「人生は長い」とよく言いますが本当に長いよね〜
これからきっと70歳くらいまで働かなきゃいけなくなるはず。
それなのに、悲しいかな1年くらい自分の好きな事をやることすら、なにか不安を感じるなんて。
これが日本人に植え付けられた「レールを外れた人生はダメ」という気持ちだろうか。
なんだか、今はすごく複雑な社会だなと思う。
私は終身雇用が良い、とは到底思えなくて何かがおかしいなと思えば転職するべきで、自分のステップアップのために退職する選択も有りだと思っている。その反面、この会社で一生働いて行きたいと思えばそこで働いていく、という選択も悪くはない。
当時、新卒の私はそんな事を考えながら入社した。正直入社前から死ぬまでここで働こうという気持ちの若者は少ないような気がする。
入社すると、50代くらいの偉そうな上司から「ずっと勤めていこうと思ってるの?」とよく聞かれた。
私は新卒っぽく、「はい!もちろんです。出来るだけ長く勤めたいです。」と答えた。
何か、違和感を感じた。
入社して半年くらいの人間が、そんなの分かるかい。「いや、転職も視野に入れてます。」って新卒が言えるかい。
言わせんじゃねーよ。
辞める人が少ない会社なので仕方がないのかもしれないが、どうにも仕事に対しての意識の違いを感じてしまった気がする。このときから。安定に胡座をかいているのがなんだか嫌になった。(潰れることは98%ないのです。)
結局わたしは会社のレールというやつから外れてしまった、というか自分で方向を変えて今に至る。私はこの会社以上に大きな会社に入ることはないだろう。そして、それを私自身も望んでいないような気がしている。
“空白期間”がどのような影響を与えるか、今の自分に知ることは出来ないけど、この選択をした自分をとりあえず褒めてあげよう。よしよし。
人生は長い。人生は、ここから。